PSA(前立腺がん)スクリーニングテストを行うべきでしょうか?

PSA(前立腺がん)スクリーニングテストを行うべきでしょうか?

PSA(前立腺がん)スクリーニングテストを行うべきでしょうか?

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私はこれまで泌尿器科で診療経験を積んできました。 他の診療部門からは、PSAスクリーニングテストのPSA値について診断の依頼があります。 そして何が診断、治療のために大事なのかを説明するためにたくさんの時間を費やしました。このPSA値の問題により、患者は多くの苦痛を受けました。その中にはとりわけ心理的な害もあります。 以下、PSAスクリーニングプログラムについてお話しします。

「どのようながん検診が世界で最も重要視されているのか?」と質問がある場合、答えは「子宮頸がん検診プログラム」です。では、「前立腺がんはどうですか?」 と尋ねられれば、答えは「必ずしも必要ではない」です。次にその理由を説明します。

2018年に、アメリカで、PSAスクリーニングテストについて、非常に著名な研究論文がありました。彼らは、すべての対象者について、このスクリーニングテストに参加する必要はない、と結論付けました。もし実施するなら、55歳から69歳のグループに多少のメリットがあるという結果でした。 驚きますか? では、その全体の概要について お話ししましょう。

PSAは、前立腺で特異的に産生される酵素である「Prostate Specific Antigen」の略語です。この酵素の機能は、射精後に精液をゲル状から液体に液化することです。 PSAは前立腺組織に多く存在し、血液中では濃度が低いため、このPSA酵素が血清中に入り、血液検査で検出されることは、前立腺組織が損傷されている状況を意味します。たとえば、良性前立腺過形成、前立腺の感染、および若干の軽微な触診などの条件は、「偽陽性」と呼ばれる程度に、この検査値を上昇させます。

有名な米国の論文に話を戻しましょう。前立腺がんスクリーニングの目的は、適切に治療が成功する、ハイリスクの限局性がんを見つけ出すことです。では、低リスクのがんを気にしないのはなぜでしょうか?答えは非常に簡単です。このがんがあなたを死に至らしめる前に、あなたは他の原因で亡くなる可能性が高いからです。ほとんどの場合、前立腺がんには症状がなく、調査した死後の解剖検査では、他の原因で死亡した男性の最大33%から前立腺がんを発見されています。リスクの高いがんを見つけるための検査として着目するならば、スクリーニング検査の恩恵を受けるのは1,000人のスクリーニング中の男性の約1人に過ぎず、70歳以上の男性をスクリーニングする場合については、(他の原因で死亡した患者の33%から前立腺がんが発見されることから)メリットはないのです。

PSAスクリーニングテストが有害で不必要であると判断される状況は、PSAの結果が偽陽性と出た際に始まります。次の精密検査に進む際には、まず第一に心理的障害があり、次に前立腺生検(細胞を切除する精密検査)を実施した場合の合併症としては、痛み、血尿、血性の射精、感染などに苦しむ可能性があります。さらに、前立腺除去手術を実施した場合の合併症においては、勃起不全や尿失禁などを引き起こします。

だから何をすべきでしょうか?あなたが男性で、55〜69歳の年齢層である場合は、主治医と話し合い、事前に一緒に検査や治療の決断を下すことをお勧めします。
あなたが選択できます。検査結果に問題が生じた場合や質問や相談がある場合は、どうぞ私のオフィスに来てください。

 

Dr. Soarawee Weerasopone

Minimally invasive Urologist / 微创泌尿科医生 / 低侵襲性医療 泌尿器科専門医

Royal Phnom Penh Hospital / 曼谷皇家医院